京の小径

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大徳寺 本坊 拝観 @ 50回記念 京の冬の旅「非公開文化財特別公開」

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京の冬の旅の非公開文化財公開で、大徳寺本坊を拝観いたしました。

公開されていたのは、国宝「方丈」、狩野探幽による方丈襖絵(重文)、

方丈南庭と方丈東庭(七五三の庭)です。

中はお庭を含め、いっさい撮影禁止だったので、写真はありません。

 

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以下、覚え書きです。(もうすでに少し忘れてますが…^-^;)

 

・方丈には大燈国師の塔所(墓所)雲門庵がある。

これは別の寺院を特別に建てるに及ばずと遺言があったため、このような形になった。

・よって方丈は普通は6部屋だが、ここは8部屋ある。

・その墓所は北側に突き出した形になっていて、その建物の下に木箱があり、

火災の際には、その木箱に入れて避難させるようになっていた。

・襖絵は狩野探幽の筆によるもの。一番東南のお部屋の絵が立派。

・東南角のお部屋は、南のお庭も東のお庭ものぞむことが出来る。

・東のお庭からは昔は比叡山、そして賀茂川が見えた。

・南のお庭は天祐和尚、東のお庭は小堀遠州作庭。

・東北のお部屋の襖絵にはお猿さんが描かれているが、

以前の公開の折にぼやで焼けた分があり、それは複製画となっている。

・唐門(国宝)は、もとは聚楽第の遺構。明治になって移建された。

この唐門は彫刻や金具が豪華で、日ぐらしの門

(日が暮れるのも忘れて見とれてしまう立派な門)とも言われている。

・方丈の廊下は歩くとキコキコ鳴るウグイス張り。

 

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入り口の本所。

中には大きなかまどが4つありました。

今でもひとつは行事の時に使われるそうです。

足が冷たかったので、行かれる方は厚手の靴下を持参したほうがいいです…♪

 

(御朱印)

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ー☆ー

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