京の冬の旅の非公開文化財公開で、大徳寺本坊を拝観いたしました。
公開されていたのは、国宝「方丈」、狩野探幽による方丈襖絵(重文)、
方丈南庭と方丈東庭(七五三の庭)です。
中はお庭を含め、いっさい撮影禁止だったので、写真はありません。
以下、覚え書きです。(もうすでに少し忘れてますが…^-^;)
これは別の寺院を特別に建てるに及ばずと遺言があったため、このような形になった。
・よって方丈は普通は6部屋だが、ここは8部屋ある。
・その墓所は北側に突き出した形になっていて、その建物の下に木箱があり、
火災の際には、その木箱に入れて避難させるようになっていた。
・襖絵は狩野探幽の筆によるもの。一番東南のお部屋の絵が立派。
・東南角のお部屋は、南のお庭も東のお庭ものぞむことが出来る。
・南のお庭は天祐和尚、東のお庭は小堀遠州作庭。
・東北のお部屋の襖絵にはお猿さんが描かれているが、
以前の公開の折にぼやで焼けた分があり、それは複製画となっている。
・唐門(国宝)は、もとは聚楽第の遺構。明治になって移建された。
この唐門は彫刻や金具が豪華で、日ぐらしの門
(日が暮れるのも忘れて見とれてしまう立派な門)とも言われている。
・方丈の廊下は歩くとキコキコ鳴るウグイス張り。
入り口の本所。
中には大きなかまどが4つありました。
今でもひとつは行事の時に使われるそうです。
足が冷たかったので、行かれる方は厚手の靴下を持参したほうがいいです…♪
(御朱印)
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しばらくの間、通常コメント欄をお休みいたします。m(_ _)m