京の小径

京都のローカルな話題の備忘録。

「東本願寺 宮御殿・桜花亭の特別公開」備忘録(第59回京の冬の旅)

みなさま、こんにちは♪

前回、「京の小径」は「風の小径」に移動させますと書きましたが、ちょっと特別公開の記事が溜まってきてまして(苦笑)、こちらを復活させることにしました、^-^;

 

そんなわけで、今回はちょっと冬まで遡りますが、「京の冬の旅」から東本願寺編です。^-^;

 

第59回京の冬の旅、東本願寺さんは宮御殿と桜花亭の公開でした。

桜花亭は写真は不可でしたので、↑この上の写真が桜花亭の一部ということで載せておきます。

この桜花亭の松の絵は円山応挙59歳ごろの作だそうです。

奥のお部屋が「稚松(わかまつ)図」 真ん中のお部屋が「壮竹図」そして一番手前のお部屋が「老梅図」でした。

 

では、写真撮影可能だった「宮御殿」のほうを見ていきましょう。

この宮御殿は明治34年に大宮御所から移築された御殿だそうで、襖絵は宮中の行事が描かれた大和絵になっています。

このお部屋の襖絵は雪の中、鷹を使って雉などを狩る様子を描いた「大鷹狩図」

 

 

お馬に乗っている白い衣装の方の人の手に鷹がいるのがわかりますでしょうか。

 

「子日遊図(ねのひあそびず)」

初子(はつね)の日に野外に行き、若松を引き抜くという初春の行事が描かれています。

 

「撰虫図」

秋の野に出て、鈴虫や松虫などを捕らえて籠に入れる、これも宮中行事のひとつ

 

ここのお部屋の欄間がお花の美しい花模様でした。

 

こちらも虫を捕っている様子が描かれていました。

 

目を凝らしてみると(笑)、あちらこちらに虫がいるのがわかります。

(もう少しアップで撮ってくればよかった、^-^;)

 

月僊「山水人物図」

そして畳の縁が繧繝縁(うんげんべり)となっていました。

繧繝縁は天皇や皇后、上皇が用いたものだそうです。

(お雛様での見覚えがありますね、^-^)

 

そしてこの紅い縁は「紅絹縁」と呼ばれるもので、これも宮中で使われていた縁なのだそうです。(京都御所に行くと、桜の間がこの縁を使っています)

 

欄間

 

御影堂を借景とした池泉式の庭園。

築山にみえる盛土は防火壁の役割を担っていたそうです。

 

さて、その御影堂です。

 

現在の御影堂は明治28年に再建されました。

とてもりっぱな建物です。(世界最大級の木造建築だとか)

 

阿弥陀堂

 

鐘楼と京都タワー

 

御影堂門

 

門の一部

 

玄関門

 

菊門

 

塀には随所にアオサギがまるで見張りのように立っておりました、笑。

 

遠くを見張ってるようなアオサギさん

 

こちらでは2羽が並んで警備してます、笑

 

このコは堀の警備中?

 

東本願寺はいつも車で横を通り過ぎるだけで、中に入ったのは初めてでした。

(うちの実家は真宗大谷派だというのに、^-^;)

また別の機会にじっくりと訪れてみたいと思います。

 

花祭り

これは後日、花祭りの頃の写真を友人にいただきました。^-^

お釈迦さまの誕生仏に甘茶をかけます。

今年は行けなかったけれど、来年は行きたいなぁ…。

 

(おまけ)

東本願寺の前に六角堂にも行きました。

↓これは「風の小径」のほうに記してます。よろしければお立ち寄りください。

kazenokomichi.hatenablog.jp

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