ICOM京都大会開催記念特別企画の「京博寄託の名宝 -美を守り、美を伝える-」を
観てまいりました。
(看板は国宝の頼朝さん。)
俵屋宗達の風神雷神図をはじめ、国宝がたくさん展示されています。
前回、国宝展の時にはすごい行列のなか、見に行った記憶がありますが、
今回は日曜日にもかかわらず人も多くなくて、ゆっくり見ることができました。
(とはいえ、閉館間近だったので、最後は駆け足でしたが、^-^;)
料金も通常料金(520円)で見学できるので、なんだかすごくお得感が♪
(ちなみにうちの子はキャンパスメンバーズだったので、無料でした。
キャンパスメンバーズの大学や中高のみなさまは是非ご覧になってくださいな。)
今回、これも国宝だったのね!と印象的だったのは、
与謝蕪村の「夜色楼台図」。
結構、近代絵画の中でも国宝になっているものはあるのですね。
あと、道長の娘の中宮彰子が延暦寺に収めたという「金銀鍍宝相華文経箱 」。
もしかしたら、この箱の前で中宮と女房の紫式部が会話していたかも?とか
そんなことをふと夢想してしまいました、^-^;
ほかにもこのコーナーはほとんどの品が国宝!という展示もあったりして、
京博はほんとよいもの寄託されているなぁと思います。
そういえば、この宝誌和尚立像(重文)は、
以前の展覧会で見たことがあったのですが、その時も結構衝撃を受けたものでした。
像の右上は「色絵蓮華香炉」(重文)、下は銅鐸(重文)。
そして狩野正信の「竹石白鶴図屏風」(重文)。
ここに写真はありませんが、迫力あったのは、 海北友松の雲龍図(重文)
あと八坂神社の太刀とか、
熊野速玉大社の籬菊蒔絵手箱および内容品も見応えありました。
(櫛がものすごく細やかで、あれで梳くのかとちょっとびっくり。)
↓化粧箱の京博の説明があったので、リンク貼っておきます。
https://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/floor1_6/f1_6_koremade/shikko_20150224.html
(おまけ)
明治古都館は今、内装を見学できます。^-^
↓詳しくはこちらに記しています。
京博寄託の名宝は9月16日までです。
なお、9月7日は無料観覧日らしいです。(混むと思いますが、^-^;)
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/icom_2019.html