昨日に続き、来年の干支(申年)に合わせ、
京の鬼門を守るお猿さんがいる神社についてお話しようと思います。
京都御所の北東に位置する場所に、その小さな神社があります。
ここは「幸神社(さいのかみのやしろ)」と言います。
日本最古の縁結びの神様が祭祀なのですね。
平安京創建時に桓武天皇により東北の鬼門除け守護神として御造営されたという
とても由緒ある社です。
入り口には「皇城鬼門除 出雲路幸神社」の石碑。
手水舎は、こんな可愛らしい手水鉢が置かれていました。
祭殿。
屋根瓦。
文様は、お猿さんの形?
阿と、
吽。
三番叟(御幣を担ぐ神猿)の絵馬。
おまいりをすませて、祭殿の右奥にいきますと、こんなお札がありました。
見上げると御幣をかついだお猿さんが、
北東のほうをじぃっと、睨んでおりました。
石神さんが祀られておりました。
これは「猿田彦神石」というのだそうです。
縁結びのご利益があるそうですよ♪
摂社。
御所「猿ヶ辻」から「幸神社」へ。
では、まずは京の鬼門のもと(?)から出発してみましょう。
昨日ご紹介した、御所の鬼門「猿ヶ辻」。
猿ヶ辻から東に向かって歩くと、石薬師御門があります。
梨木通りを北上。
今出川との交差点。
今出川通りを渡って、
この細い道を北上すると、
どんつきに「幸神社」があります。
(で、この記事の最初の神社の話にもどります…^-^; )
<幸神社の周辺地図>
<アクセス>
<関連エントリー> 京の鬼門シリーズ。