美術館「えき」KYOTOで開催されている、
「浮世絵師 歌川国芳の世界」を見に行ってまいりました。
私の国芳のイメージは猫ちゃんの浮世絵師だったのですが、
今回行ってみると、実に多彩な絵を描く人だったんだと
認識をあらたにしました。
彼の名を世に知らしめたのは、水滸伝の絵だったらしいです。
そしてその水滸伝を日本の人物に当てはめたものとか、
クジラとか、妖怪とか、とにかく
とにかく画面いっぱいに広がるスペクタクルな世界。
これは「坂田怪童丸」(写真は、入り口の幟をパチリ。)
この鯉の躍動感がすごかったり、
人物だけでなく背後の絵もいろいろな心くばりがあったり。
ユーモアがあったり♪
奇想天外な発想で人を驚かしたり…。
(この絵、わかります? 実は十二支がかくれているのです。)
この歌川国芳という人はとても頭のいい人、
頭の切れる人やったんやろうなと思います。
今のようにインターネットもテレビも漫画もない時代、
とにかく江戸の人々にとっては
彼の絵は最大の娯楽、楽しみやったんでしょうね、きっと。
だって、今見てもすごく楽しいですもん♪
個人的には義経関連のものがお気に入り。
(特に鞍馬で、烏天狗たちが出て来るもの)
ムスメはイノシシ(の絵)が面白かった。
あと、狐の嫁入り、よかったなぁとも。
(ん?彼女は動物関連が気に入っていたのかな?)
(↑ Wikipediaより)
でもやっぱり、猫が好き…^-^;
(おまけ)
京都駅ビル大階段。
出かけるときは晴れていたのに、
「えき」から出てきたら、雨がパラパラと降っていました。
甘いものが欲しくなったので、ひとつ上の階の「honey bee」へ。
久しぶりにワッフルをいただきました。
こちらはフルーツいっぱいのワッフル。
こちらは黒ごまのアイスがのったワッフル♪
どちらも美味しゅうございました♪