京の小径

京都のローカルな話題の備忘録。

法然院、秋の特別公開。

法然院の特別公開は、毎年春と秋にありますが、その期間が非常に短いのです。

(毎年4月1日〜7日、11月1日〜7日)

短い期間なので、今まで行きそびれていましたが、

今回は思い切って(?)、仕事前にちょこっと立ち寄ってみることにしました。

法然院はその名の通り、法然ゆかりのお寺です。

昭和二十八年に浄土宗より独立、現在は単立宗教法人となっています。

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この山門は今日受けた説明によると、禅宗様式のものだそうです。

浄土宗ゆかりのお寺に禅宗様式の山門というのは興味深い話でした。

 

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そして白砂壇。

ここを通ることにより、心身を清められるとのこと。

 

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そして、中へ。

正面玄関には「祈り 富永成風」が飾られていました。

 

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受付を通り過ぎ、小さなお庭を通り過ぎ、本堂へ。

本堂や方丈など建物の中は撮影禁止、お庭に向かってはOKとのこと。

 

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ここは方丈庭園。

 

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石橋を渡った奥のほうで善気水(ぜんきすい)が涌き出ているらしいです。

 

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 湧き出た水は清らかで澄んでいますね。

 

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池の横には、淡く美しい色の山茶花が咲いていました。

 

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こちらは奥の中庭の様子。

 

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そして椿の庭。

 

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椿の木漏れ日が、

 

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渡り廊下に美しい文様を作り出します。

まるで廊下にお花が咲いたようです。

 

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手水鉢にはさりげなく菊が浮べてありました。

(春の公開のときは、ここに椿が浮かびます。)

 

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大書院前の渡り廊下から、中庭の様子。

 

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渡り廊下からは、本堂の屋根が見えました。

 

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そして、大書院奥の窓からの眺め。

 

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梢の向こうに京都の街並が見えます。

 

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そして、一番奥に、茶室があります。

この茶室がとても落ち着く空間でした。

 

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茶室から。

 

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茶室前の蹲踞も趣がありますね。

 

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今回、40分ほどの参拝時間しかなかったので、サラリとしか見ていません。

もっとじっくりゆっくりと訪れる場所だと思いました。

時間によっては法話も拝聴出来たりするみたいなので、

次回(来春?)は、もっと時間に余裕を持っていきたいです。

 

法然院の御朱印)

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善気山 獅子谷 法然

やっぱり「南無阿弥陀仏」なのですね。

 

(追記)

春の特別公開の様子はこちら♪

kyonokomichi.hatenablog.com