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京の小径

京都のローカルな話題の備忘録。

光雲寺、京都・秋の特別公開。

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先日、臨済宗大本山南禅寺の境外塔頭である「霊芝山光雲寺」の

特別公開に行ってまいりました。

 

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光雲寺は徳川二代将軍秀忠の娘で、

後水尾天皇の中宮・東福門院和子(まさこ)の菩提寺です。

和子さまは、奈良時代以来の女性天皇である明正天皇のご生母だそう。

 

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故に将軍家にも皇室にもゆかりがあり、葵の御紋と菊の御紋がならぶ

珍しいお寺です。

 

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この鐘楼はその明正天皇の寄進によるもの。

 

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仏殿は340年以上前のもの。

現在は本堂と禅堂を兼ねていて、普段はここで坐禅研修をしているそうです。

ここには、伝運慶作の「聖観音像」などが置かれています。

あと歴代の徳川将軍のご位牌もありました。

(もちろん和子さまのご母堂である「江(ごう)」のお位牌も。)

 

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東山の霊芝山などを借景に取り入れた庭園。

現在の庭園は昭和二年に第七代小川治兵衛によるもの。

霊芝山は昔はたくさん霊芝が採れたので、この名がついているとか。

(今はどうなのかは不明)

 

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なお、この池の水は琵琶湖疏水から引いているそうです。

 

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八重咲きの椿(だったかな?…)。

 

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雨上がりだったので、瑞々しいです。

 

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南天もしっとり。

 

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この重たそうな手水鉢は、加藤清正が朝鮮より招来した

瑪瑙の手水鉢だそうです。

徳川家の手に入り、東福門院によって寄進されました。

加藤清正は何気に重たいものばかりを朝鮮から持って帰って来ているような…。

本能寺で見た臥牛石も重そうだったし、^-^;

(↓臥牛石については、こちらでふれています。m(_ _)m)


寺町通を歩く、その1。-鳩居堂・本能寺編-(追記あり) - 風の小径

 

 

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池に映り込むもみじ。

 

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そのなかを、

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鯉がゆったりと泳いでいきます。

 

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池を眺めながら、お茶をいただきました。

お茶菓子はわらび餅。

 

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こちらの手水鉢も加藤清正公が持ちかえったものだとか。

 

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こんな重たい物ばかり…よくぞ船が沈まなかったものだと感心したりして。^-^;

 

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他のお部屋は写真撮影出来ませんが、ここの部屋のものだけはOKとのこと。

(というのも実際に見るより、写真で見たほうが絵が鮮明になるのでという、

ご住職の計らい。)

 

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「兎ノ園」俵屋宗達の筆によるものだそうです。

間近でマジマジと見せていただきました♪ 

 

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後水尾天皇宸筆「釈迦牟尼佛」名号。

 

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こちらは吉宗公による御朱印状だそうです。

「當寺領、近江国甲賀郡高嶺村之内貳百石、

 山城国愛宕郡花園村之内百石、

 都合三百石事、依當家先判例、可収納之、状如件」

(吉宗公より、三百石いただいたという解釈でよろしいでしょうか?^-^;)

 

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お茶をいただき、しばしゆったりとした時間を過ごしました。

 

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梅の季節には、白梅が咲くようです。

 

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門の鬼瓦もパチリ。

 

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そして光雲寺を出た後、もうひとつ秋の特別公開に向かいました。

なお、平成26年度 京都・秋の特別公開は12月7日(日)まで。


秋の特別公開2014 | 京都市観光協会

 

というわけで、続きます。m(_ _)m