京の小径

京都のローカルな話題の備忘録。

七條甘春堂で、「且座喫茶(しゃざ喫茶)」。

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京都国立博物館で「国宝鳥獣戯画高山寺」展と「京へのいざない」を

はしごで観賞した後、少々疲れたので、甘いものを食べて帰ることにしました。

立ち寄ったのは、博物館の西側にある「七條甘春堂」。


京菓匠 七條甘春堂 京・三十三間堂前

最初、単に「甘春堂」で調べていたのだけれど、

お店の場所がどうも違う…で、再度調べてみたら、

ここは甘春堂は甘春堂でも、その頭に「七條」がつく「七條甘春堂」でした。

HPのごあいさつを見てみると、

どうやら六代目の時に、

販売会社の「甘春堂」と製造会社の「七條甘春堂」に分社したようです。

辻利といい、甘春堂といい、暖簾分けしてるから、ややこしおすなぁ…^-^;)

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落ち着いた玄関。

「且座喫茶(しゃざ喫茶)」、1階のお部屋に案内していただきました。

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この「且座喫茶(しゃざ喫茶)」とは、

禅宗に端を発し、茶の世界で用いられる一行物で日本流に読めば「且く坐して茶を喫せよ」、「まあ坐ってお茶をおあがりください」といった意味

なんだそうです。

というわけで、いただいたのは「主菓子とお抹茶」。

主菓子は「みのりの秋」でした。

秋らしい色合い、そして栗♪

 

(おまけ)

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お土産に買って帰ったのは、「柿もち」。

中には実際に干し柿と粒あんが入っています。

この季節限定のお品とか。

美味しゅうございました。^-^