さて、前回のエントリーの霊鑑寺を出た後、
法然院の「春季伽藍内特別公開」へと参りました。
なんせ特別公開の期間は1週間(4月1日〜7日)と短いのです。
この日(4/4)を逃すと、また来年まで待たねばなりません。
霊鑑寺でゆっくりしすぎたので、出た時にはもう午後3時を回っていました。
時間がないので、恒例の(?)山門の写真も撮らずに、中へ。 ^-^;
白砂壇は桜の模様になっていました。^-^
手水鉢、本日は桜が添えられていました。
(すみません、慌てて撮ったので、花の色が飛んでますが、^-^;;)
いつのまにか花びらがおちたのでしょう。
まるで、バドミントンのシャトルのようですね…^-^;
「方丈の庭」。
またもや色が飛んでいますが、^-^; 背の高い桜の樹がありました。
白い可憐な桜ですね♡
桜の足もとには木瓜の花が、緑の庭に色を添えています。
椿も一輪。
さて、こちらは椿の庭です。
ここには、「花笠椿」「貴(あて)椿」「五色散椿」と、
三銘椿が植えられています。
左のピンクの花を咲かせているのが「五色散椿」、右の白い花が「貴椿」。
「貴(あて)椿」
「五色散椿」は花ごと落ちずに、花びらが1枚ずつ散るのだそうです。
同じ樹から、濃いピンクのやら、
淡いピンクのやら、
ちょっと白っぽくてピンクの筋が入っているのやら…
いろんな花があって面白い樹です。
こちらは「花笠椿」
三本の樹の中で、一番花を咲かせています。
こちらも斑入りのものと、
単色のものがありました。
さて、手水鉢いっぱいの椿♪
この鉢いっぱいの椿を見たくて、来たようなものです。
おや? 見事な日光(ジッコウ)椿がありますね。
そして月光(ガッコウ)椿も。
法然院にもこの二つの椿があったのですね。
(でもどこに植わっているのか、場所はわからないです…^-^;)
中庭。
五色散椿(だと思う…^-^;)
美しい椿にうっとり。
芽吹きはじめたもみじ。
帰る頃には門がもう閉まっていました。
そしてちょうどゴーンという鐘の音が厳かに、
時が止まったかのようなこの白砂壇の上を、まるでさざ波のようにふるわせて
閉門の時を告げたのでした。
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