夕刻の二条城、
今、開催中の「アートアクアリウム」を見に行ってまいりました。
この日はあいにくの雨模様。
週末だったからか、雨にも関わらず、入り口は入場を待つ人で長蛇の列。
(とはいえ、晴れの日の行列に比べたら短かったです…^-^;
15分程度で入れましたから。)
この「アートアクアリウム城 〜京都・金魚の舞 〜」は
ふだんは非公開の二の丸御殿中庭、台所前庭、台所にて開催中の
京都世界遺産登録20周年記念のイヴェントです。
まず入ったところでやっていたのは「水中四季絵巻」。
「春」
「夏」
「秋」
「冬」
「古都紅葉ふぶき」
寛永期に建てられた「台所」(重要文化財)内での展示。
普段、ここは入れない場所なので、
このような形で入るのは貴重な体験かもしれません。
中の照明、外の照明でなにやら幻想的。
「アンドンリウム」(行燈水槽)
行燈のなかで金魚がゆらゆらと泳ぎます。
「金魚品評」のコーナー
この金魚は「高頭丹頂」。
赤い頭がタンチョウヅルのような金魚。
写真撮影、この金魚が一番人気でした。
「ブロードテール琉金」
「ショートテール琉金」
雨が降っているので、時折雨のしずくの波紋が広がります。
お口パクパク♪
でっかい金魚、名前チェックし忘れました、^-^;
「キャリコ琉金」
ちょっとおしゃれさんな金魚です。
「キャリコ蝶尾」
こちらは出目金ですね。
「柳出目金」
シュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)のミニチュア版のような金魚さん。
「新江戸金魚飾」
雨のしずくで水槽の外がぬれて、一層幻想的な。
地球をイメージした回転する球体の水槽。
球体の下にもたくさんの金魚たち。
お庭の奥では「キモノリウム」
金魚が作り出す着物の模様。
いろんな水槽が並ぶコーナー。
「プリズリウム」
「ギヤマンリウム」
「パラドックスリウム」
そして、<花魁>巨大金魚鉢。
一番妖しく美しい色のなかで泳ぐ金魚たち。
ここは一夜の夢を見るところ。
今宵の夢のはじまり、はじまり。
雨のなか、傘を持ち、舞う。
演じるは「京都・金魚の舞」。
さて「 ボンボリウム(雪洞)」を眺めつつ、
そろそろおいとまいたしましょう。
帰る頃(午後7時半過ぎ)には、雨のせいかすいていました。
10時までやっていますから、少し遅めに中に入るのがいいかもしれませんね。
京都・二条城 | Art Aquarium | アートアクアリウム
<関連エントリー>
こちらは満月の夜に再び出かけた様子をレポートしています。m(_ _)m
アートアクアリウム城ふたたび。-着物、そして花魁の舞編- - 京の小径
(追記)
雨の日は大変だったけれど、あれでも空いていたということが
晴れた日に行ってみてわかりました、^-^;
晴れの日は巨大金魚鉢を見るのに、長蛇の列が出来ていましたから…。
(2015.10.7追記)
2015年度も開催されるようですね♪
今年は琳派400年記念祭のイベントとして開催されるようです。
↓詳しくはこちら。