京都国立博物館で開催されている
開館が朝の9時30分からですが、
京博パスポートを購入しようと9時過ぎに現地へ。
まだ門はしまっていましたが、早くも長蛇の列が出来ていました。
先頭の方はいったい何時から並んでおられるのでしょう? ^-^;
パスポートを買って入場し、私たちが中に入れたのは
9時45分ごろだったかもしれません。
まずは高山寺のお宝たちを眺め、
それから今回のメインである鳥獣戯画の展示コーナーへ。
(ここに到達するまでにかなりの展示があります。)
鳥獣戯画の展示の前では、また並びます。
でも、朝一番だったおかげで2列程度の行列ですみました。
並んだ時間は10分もなかったと思います。
(混んでいるときはここでまた1時間待ちとか…。)
(図録より。)
とにかく兎も猿も蛙も、実に生き生きと描かれていて、今にも動き出しそう!
ちなみに、この図録の左のページの絵は後期の展示なので、
私たちが見たのは、右ページの猿を追っかける兎さんの図のほう。
(だったはず…。後で映像などで何度も見たので記憶が曖昧になってます、^-^;)
水遊びのシーンも、蓮の的を射る弓矢のシーンもすごく楽しそうで、
まるで彼らのワイワイと騒ぐ声が聞こえて来そうでした。
そして、さりげなく描かれている草花、ススキや萩、女郎花、桔梗など、
この頃からちゃんと秋の七草は絵に描かれていたんですね♪
あと、鳥獣戯画以外にも輪宝羯磨蒔絵舎利厨子の蒔絵
(中に空海や聖徳太子などが描かれている)が美しいと思ったり、
華厳宗宗祖師絵伝の善妙のエピソードが切ないと思ったり。
(あ、これも前期と後期で公開する部分が変わるようです。
善妙が海に身を投じて龍になる場面は後期公開みたいです。)
いろいろと堪能して出てきた時刻が11時過ぎ。
出口を出て、あらためて入り口の案内をパチり。
ほう、君たちがお庭にいるとな。
お、ここにいました。ほかにもチラホラ点在。
この写真じゃわかりにくいですが、
子ども向けにスタンプラリーもあるみたいです。
(このチラシは館内にありますから、スタンプラリーをしたい方は、
もらってくるのを忘れないようにね。)
その後、平成知新館へと向かいました。
平成知新館では、地下の講堂にて、
鳥獣戯画についてのミニ映画が上映されています。(約40分)
詳細はこちら。(午後1時、2時、3時の3回。
なお土曜日は講座が開催されるため、上映はないようです。)
↓
シアター | 京都国立博物館 | Kyoto National Museum
これを見ると、より鳥獣戯画についての理解が深まりますから、
お時間のある方は是非。
(後半は椅子が気持ちよすぎて、一部記憶がないけれど、^-^;)
平成知新館については長くなるので、また別の記事で。
(おまけ)
ミュージアムショップで、お土産をいろいろ買ってしまいました、^-^;
鳥獣戯画カレンダー♪
これで1年間、鳥獣戯画を楽しめます、^-^;
千代紙入りの豆箱。
ムスメへのお土産に。
こちらは蕎麦の実入り「くろこんぺい」糖入り、豆箱。
そして、包み紙が鳥獣戯画仕様の「おたべ」(ニッキと抹茶味)。^-^;;
他にも全部並べると絵巻になる鳥獣戯画トランプも魅力的だったけれど、
お値段的(1500円)に断念。
ここはカード決済が出来ないので、お土産をたくさん買ってしまいそうな人は、
現金を用意して行きましょう、^-^;
公式ホームページの漫画「鳥獣戯画物語」の更新が楽しみ。^-^
なお、前期展示は11月3日まで。
11月5日からは後期展示だそうです。
<関連テレビ番組>
「美の巨人たち」でも前後編で放送あり。
<平成知新館編はこちら↓>
京へのいざない@平成知新館(若干加筆あり,^-^;) - 京の小径
<追記>
後期も、金曜日の夜に行って来ました。
<追記>
高山寺に行って来ました。