京の小径

京都のローカルな話題の備忘録。

生誕300年記念「伊藤若冲」-京に生きた画家- @細見美術館

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先日、細見美術館で今開催されている「伊藤若冲」展に行ってまいりました。

細見美術館若冲コレクションを多く持っている美術館です。

また、今回は若冲ゆかりの寺院「宝蔵寺」や「石峰寺」が所蔵する作品や、

弟子たちの作品などの紹介もありました。

水墨画で書かれた群鶏図や花鳥図押絵貼屏風などのほか

目玉はやっぱり「雪中雄鶏図」、そして「糸瓜群虫図」でしょうか。

 

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お土産で買った絵葉書から。

右上の「雪中雄鶏図」の雪の質感は京都の水分を多く含んだ雪が表現されています。

そして「糸瓜群虫図」には11匹の虫が描かれているそうですが、

9匹はすぐに確認出来ますが、

あとの2匹は目を凝らしてみないとどこにいるのか判別つきません。^-^;

下の「鼠婚礼図」は晩年の作品だそうですが、

この愛らしい鼠さんの表情には、今までの作品とは違う

若冲の優しさのようなものを感じました。^-^

 

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お土産その2。

ポチ袋4種。

各ポチ袋セット、それぞれに3袋は行っています。

左から、糸瓜・南瓜・大根のセット、

カマキリのいるのは冬葵・鳳仙花・玉蜀黍のセット、

そして、紫陽花・未央柳・連翹のセット、

一番右が水葵・未草・花菖蒲のセットです。

どれも捨てがたかったので4種類とも購入。

使うのもったいないかも…^-^;

 

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今回の展示にはなかったけれど「動植綵絵」の三十幅の絵葉書セットがあったので、

思わず購入(1430円だったかな? これはお買い得。)

↓ちなみに東京の若冲展の様子はこちらに記してます。m(_ _)m

kazenonakanotabi.hatenablog.jp

(おまけ)

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細見美術館地階の「CAFE CUBE」のパスタセット

 

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細見美術館の「若冲展」は9月4日(日)までです。

生誕300年記念 伊藤若冲 ─京に生きた画家─ | 開催中の展覧会 - 京都 細見美術館

 

イングリッシュガーデン ~英国に集う花々~ @京都文化博物館

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三条にある京都文化博物館

 

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今、「イングリッシュガーデン展」が開催されています。

これはロンドンにある世界遺産「Kew(キュー)王立植物園」所蔵の

ボタニカルアートコレクションをもとに植物画や工芸品の展示、

また、ダーウィンをはじめ、

19世紀に世界各地から珍しい植物を集めてきた人たちの軌跡も

展示されています。

 

f:id:kazenokomichi:20160522145600j:plainチケットと植物画の葉書(色鉛筆で彩色出来るようになっています)。

 

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お土産の絵葉書。

 

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中庭には、イングリッシュガーデンが再現されています。

 

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紫陽花やジキタリスなど♪

 

ー☆ー

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ところかわって、京都府立植物園

この薔薇はガートルート・ジェキル(Gertrude Jekyll)という名です。

 

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イングリッシュガーデン展では、この薔薇の名前のもととなった

ガーデンデザイナーのガートルード・ジーキルの

展示もありました。

彼女についての話は別の薔薇の記事にて書いています。

kazenokomichi.hatenablog.jp

ガートルード・ジーキル - Wikipedia

 

kazenokomichi.hatenablog.jp

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京都府立植物園でのイングリッシュガーデンのコラボ。

ガードルード・ジーキルの色彩によって植物を配置する

という考えが反映されています。

 

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赤の庭。

 

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青の庭。

 

www.bunpaku.or.jp

「イングリッシュ・ガーデン」の展示は6月26日(日)まで。

 

3階では企画展「江戸の植物画」、

2階では「月鉾の名宝」が同時に開催されています。

これはまた別の記事で。